パソコンでもスマホでも、便利そうな機能を使おうと思った時に、「アプリをダウンロードする」とか「アプリをインストールする」という言葉が出てきますよね。
なんとなく使っている「アプリ」って一体何?というのを簡単に説明したいと思います。
アプリとは
アプリは【アプリケーションソフトウェア】または【アプリケーションプログラム】の略です。
ゲーム、音楽プレイヤー、SNSなど「何かの目的に特化した機能のソフトウェア(プログラム)」の事です。
英語でApplicationなので、略して【App】と表記されている場合もあります。iPhoneを持っている人は「App store」っていうアプリをインストールできるサイトがホーム画面に表示されていますよね。(上の画像にも映ってる真ん中ちょっと左下にA文字に見える青いマークのやつです)
スマホが普及したことで、ゲーム、音楽・動画視聴、ショッピング、コミュニケーションツール(SNS)など、様々な「個人向けサービス」を提供している企業がアプリを作っているケースが多いですね。
アプリと普通のサイトの違い
アプリは【何かの目的に特化した機能のソフトウェア(プログラム)】なので、例えばFacebookをアプリで利用する場合と、普通のWEBサイト(検索してページを表示させてからログイン)で利用するのでは、同じFacebookでも若干機能が違ってきます。
スマホのアプリは、出来るだけ消費電力を抑えて、かつスピーディに表示されるように設計されていて、細かい設定をする機能が普通のWEBサイトよりも省略されていたり、画面もすっきり見やすいデザインになっていたりします。
ちなみに、ホーム画面にある四角いマーク(マーク自体の事はアイコンと呼ばれます)が、全てアプリというわけではなく、普通のWEBサイトを保存してアイコンを表示させること(ショートカット機能)もできるので、見た目ではアプリか普通のWEBサイトのアイコンなのかは判断しにくいです。
アプリがインストールされているかどうかは、スマホの設定で「ストレージ(データやアプリを保存するところ)」を調べるとわかります。
アプリのメリットとデメリット
アプリを製作している企業側のメリットと利用者側のメリットを挙げてみます。
メリット
【企業側】
・一度インストールしてもらえば、その後も継続して利用してもらえる可能性が高い
・普通のWEBサイトから利用してもらうより、目的に合わせて最適化することで、利用者から高い満足度を得られる
・企業側からのお知らせを通知できるシステム(プッシュ通知)によって、利用者にアピールが可能
【利用者側】
・普通のWEBサイトより見やすくて使いやすい
・気軽にアクセスできる
・お得な情報をプッシュ通知機能で漏れなくチェックできる
デメリット
【企業側】
・開発コストがかかる
・アプリの種類によってはOS毎(Windows用、Mac用、android用、iPhone用)に製作する必要がある
・パソコンやスマホのOSがバージョンアップすると古いアプリが使えなくなるので更新が必要
【利用者】
・インストールする必要があるのでウィルスが仕組まれていないかセキュリティ意識が必要
・スマホのストレージ(データやアプリを保存するところ)の容量がいっぱいだと利用できない
・同じアプリをずっと使っていてもバージョンアップすると使い勝手が変わる
まとめ
これからは「アプリ」をインストールしないと利用できない便利なサービスが、世の中にどんどん増えていくと思うので、概念だけでも理解してもらえたらいいな、と思います。