僕は仕事でSNSを使うようになってから「写真(物)を上手く撮りたいなー。」と思うようになって、それから自分なりに「写真が上手く撮れない理由(言い訳)」を考えた時期がありました。
そのときに気付いたことを記事に書きたいと思います。
正直、最近はスマホのカメラも性能が高いので、オート機能で適当に撮ってもキレイに撮れると思います。
ただ、それでも「なんか自分は上手く撮れないんだよなー。」「このカメラ、オート機能ちゃんと作動してんのかな?」と思ってる人は参考にしてください。
照明を気にしましょう
タイトルのままですが、写真を撮るときに重要なのが「光(照明)」です。
プロカメラマンが撮影するときって、照明器具(ライト)と光を反射させるやつ(レフ)と三脚を用意していますよね。
僕ら素人はそんなアイテム持ち歩きませんから、そのアイテムがない前提でお話をします。
明るい場所で撮影しましょう
照明器具を持ち歩かない僕らは、なるべく自然光のある場所で撮影すると被写体をキレイに撮れます。
室内で撮影するなら日中の明るい時間帯の窓際ですね。逆に直射日光は避けた方が無難です。
光量が少ない(明るさが十分でない)と写真がブレやすくなるので、脇をしっかり締めたり、ひじをその辺の家具(テーブルや壁)にくっつけて動かないようにしたり、カメラ(スマホ)を置ける台があれば置いて安定させるとブレにくくなります。
薄暗い写真しか撮れなくても、あとでスマホやパソコンの写真アプリの設定で明るく調整して、それなりに見せることはできると思うので、とにかくブレないように気をつけましょう。
室内なら光の色味を意識しましょう
室内で撮るときは照明の種類(電球の色味)を意識します。
家の電球を買い替えるときに家電屋さんに行くと、「昼光色」「昼白色」「電球色」と3種類の電球が売ってますよね。
【昼光色(青白い光)】…家庭ではキッチンで昼光色がよく使われています。明るくて手元がはっきり見え、食材の鮮度がわかりやすいという特徴があります。会社の事務所も(たぶん学校も)同じく作業がはかどるように使われています。
【昼白色(自然に近い光)】…家庭のリビングやダイニングで使われています。人間が一番慣れている自然な光の色です。
【電球色(黄色っぽい光)】…3種類の中で一番暗めで、リラックス効果があります。落ち着いた雰囲気を演出するお店(アパレルや飲食店など)で使われることが多いです。好みによりますが、家庭なら寝室やリビングで使われることもあります。あとトイレも。
被写体によってNGな光があります
撮る被写体によって、照明の色味との相性があります。簡単にざっくり言うと…
・昼光色向き→「青っぽく見えていいもの(=涼し気な雰囲気)」
・昼白色向き→「自然に見せたいもの(=そのままの雰囲気)」
・電球色向き→「暗めに(黄色っぽく)見えていいもの(=落ち着いた雰囲気)」
例えば料理写真を撮影する場合を考えてみます。
食物に関して人間の目は本能で暗く青っぽく見えるものを腐っているものと判断(イメージ)し、嫌悪感を抱きます。逆に鮮やかで赤みを帯びているものは新鮮な肉、熟した果実をイメージし、美味しそうだと感じます。
つまり、キッチン(飲食店の調理場)や職場のオフィスで料理やお弁当の写真を撮ると、「青白っぽくて美味しくなさそう」に写りやすいです。
「飲食店のフロアやリビングの電球色だったら黄色(赤味)っぽいからいいのかな?」と思いますが、前述の通り電球色は他の光に比べて暗いので、「色味は悪くないけど薄暗くて美味しくなさそう」に写りやすいです。
この(オート機能で上手く撮れない)場合は、カメラの設定で「露出(明るさ)」や「ホワイトバランス(色)」を調整すると修正可能です。
今回の記事のまとめ
・仕事でSNSやってる人は、写真を上手く撮れた方がいいですよね?
・もし思うような写真が撮れなかったとしても、あとで「露出(明るさ)」や「色彩調整(色)」をスマホやパソコンの写真アプリで簡単に修正できますよ。
というお話です。
iPhoneの写真アプリだとこんな感じです。下図のどちらのパインアメが美味しそうでしょうか?
…繰り返しますが、カメラのオート機能で上手く調整されていれば問題ないんですけどね。あと本格的なカメラの話になると構図とか背景とか光の当て方とかキリがなくなるので、今回は「超初心者向け」です。
今回は雑学を書きたかったばっかりに、ちょっと無理やり「写真アプリを使えば解決!」みたいなオチにしてしまいました。
日常の事をパソコンの話に結び付けるのって、けっこうむずかしい…。