このブログ、インターネットとかパソコンについて、色々と話をしていこうと思っていますが、日常でインターネットを利用するなら、スマートフォン(以下、スマホ)、タブレットについてもある程度理解していた方がいいので、「そもそもパソコンとスマホとタブレット(←パソコンとスマホの間くらいの大きさの端末)の違いって何なの?」というところを一度確認しておきましょう。
・画面の大きさ
・周辺機器の拡張性
・インターネットの接続方法
・OS(オペレーティングシステム)
・マルチウィンドウ
パソコンとスマホとタブレットの違い
画面の大きさ
見たままですが、まず画面のサイズが違います。最近の主流サイズは以下の通りです。(1インチ=2.54cm)
・スマホ=5インチ前後(片手で持てる)
・タブレット=8インチ~10インチ(片手で持つのはむずかしい)
・ノートパソコン=13~15インチ(A4サイズ=14インチくらい)
・デスクトップパソコン=21~27インチ(持つのは大変)
周辺機器の拡張性
拡張性って、むずかしい言葉を使っていますが、キーボードやマウス、スピーカー、プリンター、スキャナー、DVDドライブなどを取り付けることができるかどうかです。
拡張性の高さは大体こんな感じの順番になっています。
「スマホ<タブレット<ノートパソコン<デスクトップパソコン」
最近はWi-Fi(ワイファイ)やBluetooth(ブルートゥース)といった無線で接続できる機器が増えているので、拡張性が低いと言っているスマホでも、けっこう色々と繋げて利用できるようになっていますね。5~10年くらい昔の機器を今でも使っていると、スマホやタブレットに接続できなくて不便だと思います。
インターネットの接続方法
・スマホとタブレット=基本的に携帯電話の電波(4G)を利用しています。契約や機種によってはWi-Fi(携帯電波より高速通信)にも接続可能。
・パソコン=利用場所までNTT回線を引いてパソコンと接続するか、無線タイプ(Wi-FiとかWiMAX)の機器を使ってインターネットに接続しています。
OS(オペレーティングシステム)
一般家庭用のパソコンにはMicrosoft(マイクロソフトの)Windows(ウィンドウズ)と、Apple(アップル)のMacOS(マックオーエス)という2種類のOSが使われているという話を以前しました。スマホやタブレットの場合は以下のようなOSを利用しています。
・Apple製品のスマホであるiPhone(アイフォン)や、タブレットのiPad(アイパッド)には、Appleが開発した「iOS(アイオーエス)」。
・その他のスマホ、タブレットには基本的にGoogle(グーグル)が開発した「Android(アンドロイド)」。一部タブレットにはタブレット用のWindowsが使われています。
少しOSの話をおさらいします。OSが違うと利用できるソフトも違いますよね。なので、スマホの場合も同じように、iPhoneとその他のスマホは使い勝手が違います。
スマホの電源を入れたらゲームとかSNSとかのマークが出てきますよね。あれは「アプリ」と呼ばてますが、アプリもiPhone用と、その他のスマホ(android)用と別々になっています。
アプリについては別の記事で詳しく書きます。
マルチウィンドウ
マルチウィンドウと呼ばれるいくつものWEBサイトを同時に画面上に表示する機能はパソコンと一部のタブレットのみの機能です。
仕事でパソコンを利用するときは、色々なWEBサイトや事務系ソフトなどを同時に開いて作業した方が効率的な場面が出てきます。これはパソコンだと出来て、スマホだと出来ない機能なので、これを使いたいかどうかで、パソコンを利用するか、スマホで十分なのか、大きな差になると思います。
まとめ
最近は様々な機器が無線(Wi-Fiなど)に標準で対応していて、それと同時に通信技術も発達(以前より高速で安定)しているので、昔よりスマホで出来ることが増えてきています。
どんどんパソコンとスマホの境界線がなくなりつつありますが、やはり利用目的によってはそれぞれのメリット、デメリットが影響してくるので、「どちらでどんな事が出来るのか?またどんなことが出来ないのか?」などは知っておくと便利ですよ。